文化 平安時代「方違え」の風習。外出先の方角が悪いと一旦別の方角へ 2022.07.14 編集部 方違えとは 方違えは、目的地が凶方位にある場合、一度別の方角で一晩過ごし、迂回してから目的地へ向かうことをいいます。陰陽道の九星気学に基づく風習で、方違えが必要か否かは、陰陽師の勘申(凶方位の調査・報告)によって判断…
文学 『宇治拾遺物語』「利仁暑預粥事(利仁、芋粥の事)」を読む 2022.02.06 編集部 『宇治拾遺物語』に採録されている「利仁暑預粥事(利仁、芋粥の事)」は、藤原利仁将軍がまだ無位の若者であった頃、五位なる人物に芋粥を馳走する物語です。 内容は、京都から利仁の故郷である敦賀までを旅する部分と、利仁の家に到着…