パネル展示や書家・根本知さんトークショー「平安貴族の暮らしと文化」を知る展示会開催。三重県の斎宮歴史博物館エントランスホールで(11月21日~)
2024年11月21日~12月1日の期間、三重県多気郡明和町の斎宮歴史博物館エントランスホールにて、NHK財団が全国で展開する「平安貴族の暮らしと文化」を知る展示会が開催されます。 2024年の大河ドラマ「光る君へ」の舞…
2024年11月21日~12月1日の期間、三重県多気郡明和町の斎宮歴史博物館エントランスホールにて、NHK財団が全国で展開する「平安貴族の暮らしと文化」を知る展示会が開催されます。 2024年の大河ドラマ「光る君へ」の舞…
物忌という一つの言葉には複数の意味が存在します。ひとつ目は、神事・祭祀において行動を慎み、身を清める「斎戒」と同じ意味で使われる物忌。二つ目は、伊勢神宮などの大社に置かれた神職名としての物忌。そして三つ目が、穢れに触れた…
方違えとは 方違えは、目的地が凶方位にある場合、一度別の方角で一晩過ごし、迂回してから目的地へ向かうことをいいます。陰陽道の九星気学に基づく風習で、方違えが必要か否かは、陰陽師の勘申(凶方位の調査・報告)によって判断…
小さい子どもから高齢者まで世代に関係なく愛される煎餅。今では気軽に誰でも食べることができる煎餅ですが、平安時代の煎餅は貴重なお菓子であり、上流階級の人が食べるものでした。一体、当時の煎餅はどのようなお菓子だったのでしょう…
「密教はわかりにくい!」と思うかもしれません。おそらく現代人だけでなく、密教を前にした平安時代の人々も、最初は同じ思いだったのではないでしょうか。しかし、そんな人々の「わからない」に「難しく考えないで、仏の世界も人の世界…
一年の半分が終わる6月30日(晦日)。この日は、半年分の穢れを落とす行事「夏越の祓え(なごしのはらえ)」が行なわれます。もとは古代(奈良時代)の律令制下で行なわれた「大祓(おおはらい)」が始まりであるといわれています。 …
藤原行成、小野道風といえばどちらも平安時代の有名な能書家で、三跡のうちのふたりですよね。もうひとりは藤原佐理ですが、今回は登場しません。 三跡は三筆より時代があとの能書家で、平安時代前期の終わりごろから中期にかけて活躍し…
平安時代の女性ファッションについては以前「十二単」について紹介しました。 今回紹介するのは男性のファッションです。 男性貴族の装束にはいくつか種類があり、簡単に分類すると、束帯・衣冠・直衣・狩衣の4種類があります。 以前…
現代の場合、室内で帽子を被っていると無礼にあたる、マナー違反だというのが常識ですよね。でも、平安貴族は逆でした。室内であっても野外であっても、男性が頭髪を露にするのはとても恥ずかしいことだったのです。 どこまで恥ずかしい…
平安時代の女性のファッションといえば十二単。多くの人があの重たそうな装束を思い浮かべるのではないでしょうか。平安貴族の女性が着ていたので、「お姫様が着るもの」だと思っている人が多いのでは? しかし、あれは正式には五衣唐衣…