琵琶湖ホテルでは、“かるたの聖地”といわれる大津市ならではのおもてなしとして、百人一首と食を融合させたオリジナルメニュー開発に取り組んでいます。2017年より『百人一首カクテル』をシリーズで販売し、2019年は『百人一首スイーツビュッフェ』、2021年は百人一首をテーマに『アフタヌーンティー』を開催。2022年から歌の世界をイメージした四季替わりの『百人一首ランチ』が提供されています。
今回の『百人一首ランチ』では、百人一首の中でもとりわけ有名な“ちはやぶる…”の秋の歌にちなんだ献立に、甘味は大津市にある「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」による『あも歌留多』を添えて。また第21弾となる『百人一首カクテル』では、秋の歌の情景を描く創作カクテル2点が誕生しました。100首コンプリートを目指して、現在47首までのカクテルが完成しています。
秋の百人一首メニュー① 日本料理 おおみ 『百人一首ランチ』
在原業平作「ちはやぶる 神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」の歌にちなみ、「鰆紅葉焼き」や脂がのった「秋刀魚竜田揚げ」が秋の献立の主役。サーモン百合根寿司の紅色や、栗甘露煮の黄色で、山を彩る紅葉を表現しました。ほくほくの里芋や薫り高い松茸など秋の味覚をさまざまに。
『百人一首ランチ』の甘味は、大津市で60年以上の歴史を持つ和菓子の名店「叶 匠壽庵」の『あも歌留多』。近江神宮所蔵の百人一首絵札を色鮮やかに写した、サクサクとした最中の皮に、厳選された丹波大納言小豆のふっくら艶やかなつぶ餡と、柔らかい餅の『あも』を挟んでいただきます。どの歌になるかは当日のお楽しみです。
秋の百人一首メニュー② バー ベルラーゴ 『百人一首カクテル』 秋の新作
「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける」【文屋朝康】
『白露に風が吹きつけている秋の野のさまは、糸にとめていない玉が散り乱れているようだ』
夕暮れ色の巨峰リキュールに銀粉をのせて、秋の野原で露が風に吹かれて飛び散る様子を美しく表現されています。
「さびしさに 宿をたちいでて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕ぐれ」【良暹法師】
『寂しさのあまり家を出てあたりを眺めてみたのだが、どこも同じように寂しい秋の夕暮れであるなあ』
比叡山の僧侶であった良暹法師が大原に隠棲した頃の歌といわれています。法師の静かな暮らしぶりを想像し、お茶をイメージしたカクテルに。
販売概要
提供期間 | 2023年9月1日(金)~11月30日(木) |
お問合せ | 077-524-1225(琵琶湖ホテル レストラン予約/10:00~18:00) |
百人一首ランチ
提供時間 | 11:30~15:00(L.O.14:00) |
提供場所 | 琵琶湖ホテル2階 「日本料理 おおみ」 |
定休日 | 水曜日 |
詳細 | https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/restaurant/menu/akinoutage_2023_9-11/ |
百人一首カクテル
提供時間 | 18:00~22:00(L.O.21:30) |
提供場所 | 琵琶湖ホテル2階 「バー ベルラーゴ」 ※提供店舗が変更になる場合があります。 |
詳細 | https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/restaurant/menu/hyakuninissyu_2023_9-11/ |
※掲載料金は消費税・サービス料10%を含みます。
※リリースに掲載している写真はすべてイメージです。
※食材の入荷等の都合により、一部メニューが変更となる場合があります。