久保田香里『きつねの橋』頼光四天王のひとり・貞道を主人公とした歴史ファンタジー刊行!着想を得たエピソードとは?
2019年9月11日、 株式会社偕成社より『きつねの橋』(久保田香里 作、佐竹美保 絵)が刊行されます。 平安ファンタジー『きつねの橋』 時代は平安時代中期。鬼退治で知られる源頼光(みなもとのよりみつ)四天王のひとり、貞…
2019年9月11日、 株式会社偕成社より『きつねの橋』(久保田香里 作、佐竹美保 絵)が刊行されます。 平安ファンタジー『きつねの橋』 時代は平安時代中期。鬼退治で知られる源頼光(みなもとのよりみつ)四天王のひとり、貞…
「ローゼンメイデン」や「しゅごキャラ!」で知られるPEACH-PITの新連載「清少納言と申します」が、2019年8月1日発売のBE・LOVE9月号(講談社)でスタートしました。 本来オタク扱いの才女が……!? 清少納言と…
宇多天皇が大変な猫好きで、あふれる猫愛を日記にして記録したというエピソードは有名ですよね。ペットといえば、古くから人間のパートナーであった犬はもちろん、日本では奈良時代ごろから猫も可愛がられるようになりました。とはいえ、…
一年の半分が終わる6月30日(晦日)。この日は、半年分の穢れを落とす行事「夏越の祓え(なごしのはらえ)」が行なわれます。もとは古代(奈良時代)の律令制下で行なわれた「大祓(おおはらい)」が始まりであるといわれています。 …
「ちょっとあの和歌がどんなだったか気になる」「源氏物語の一文を確認したい」なんて、レポートや論文を書いているとちょっとだけテキストを確認したくなることってありますよね。レポートでなくても、ちょっと調べたいことはあるかと思…
藤原行成、小野道風といえばどちらも平安時代の有名な能書家で、三跡のうちのふたりですよね。もうひとりは藤原佐理ですが、今回は登場しません。 三跡は三筆より時代があとの能書家で、平安時代前期の終わりごろから中期にかけて活躍し…
平中の名で知られる平貞文(たいらのさだふん)。『平中物語』という歌物語の主人公になるなど、第二の在原業平的な存在だった人物です。『伊勢物語』の昔男(業平)のように数々の女性と恋に落ち、色好みとして名の知れた貴公子でした。…
平安時代の美男子については、以前の記事で『源氏物語』の光源氏を取り上げて紹介しました。 物語では残念ながら容貌に関する詳しい描写がなく、どんな顔だったのかははっきりしませんでした。 今回は、実在した平安時代の…
平安時代の美男美女はどんな容姿だったのか。 しもぶくれ 糸のような目 太い眉 真っ白な顔 長い髪(女性) よく言われる特徴はこんな感じですよね。いわゆるおたふくみたいな顔が美しいとされていた、そのように捉えている人も多い…
平安時代を代表する文学作品として名高い『枕草子』。紫式部の『源氏物語』と並ぶ名作ですよね。作者・清少納言が、中宮定子に仕えた日々などを綴った日本最古の女性による随筆といわれています。 ところで、この『枕草子』というタイト…