平安貴族、冠を取った姿を晒すのはめちゃくちゃ恥ずかしい!今とは違う平安時代の価値観
現代の場合、室内で帽子を被っていると無礼にあたる、マナー違反だというのが常識ですよね。でも、平安貴族は逆でした。室内であっても野外であっても、男性が頭髪を露にするのはとても恥ずかしいことだったのです。 どこまで恥ずかしい…
現代の場合、室内で帽子を被っていると無礼にあたる、マナー違反だというのが常識ですよね。でも、平安貴族は逆でした。室内であっても野外であっても、男性が頭髪を露にするのはとても恥ずかしいことだったのです。 どこまで恥ずかしい…
平安時代の女性のファッションといえば十二単。多くの人があの重たそうな装束を思い浮かべるのではないでしょうか。平安貴族の女性が着ていたので、「お姫様が着るもの」だと思っている人が多いのでは? しかし、あれは正式には五衣唐衣…
現存するものの中では最も古い女流日記とされる『蜻蛉日記』。作者は藤原道綱母(ふじわらのみちつなのはは)です。道綱母は、道長の父である藤原兼家の妻であり、この日記は主にその兼家との結婚生活を綴ったものとして知られていますね…
平安時代で最も権力を誇った貴族といえば、まず藤原道長を思い浮かべますよね。平安中期の貴族で、娘の彰子を時の帝である一条天皇の中宮にし、次の天皇の外祖父となって権勢をほしいままにした人物です。 「望月の欠けたることもなしと…
2013年に公開されたジブリの高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』は、誰もが知る「かぐや姫」もとい『竹取物語』を原作とする映画ですね。 この映画がなぜ絶賛されたのか、それは現代社会にもつながるジェンダー問題、フェミニズムにも…
2018年1月15日、「幻」とも言われる『盛安本源氏物語絵巻』のうち、夕顔の死を描いた場面が新たに発見されたというニュースがありました。 【フランスで】横たわる夕顔、嘆く光源氏…幻の「夕顔の死」見つかるhttps://t…
『大鏡』と『栄花物語』は、どちらも平安時代の歴史を記した歴史物語です。『大鏡』は文徳天皇から後一条天皇までの14代176年間を、『栄花物語』は宇多天皇から堀河天皇までのおよそ15代200年の歴史を記しており、それぞれ起点…
「清少納言こそ、したり顔にいみじうはべりける人」。 これは紫式部が清少納言を評した有名な言葉です。これは紫式部が書いた日記『紫式部日記』の記述。「清少納言って本当に得意顔で偉そうな人」という言葉から始まり、一切ほめること…
小倉百人一首・50番歌の作者として、また能書家の藤原行成の父として知られる藤原義孝。漫画『うた恋い。』でその歌が扱われたこともあり、人気の高い歌人です。 実はこの義孝、仏教への信仰心が深く、肉や魚を一切食べないベジタリア…
「三筆」と「三跡」。国語の授業か歴史の授業で耳にしたことがあるのではないでしょうか。どちらも書の大家3人をいう言葉ですが、どっちがどっちやらよくわからない、なんていうことはありませんか? 三筆と三跡を、人物と書風の特徴を…